海外の危機管理とカギ屋事情

日本にいるとあまりカギの大切さって感じにくいですよね。
安全神話もあるでしょうし、人が設置したものにあまり疑問を抱かなかったり、借り家の場合だと、変えたくても返れないという場合もあるでしょう。
危機管理というものが他の国の人とは違うと思います。
だから空き巣など泥棒などの被害に遭った人以外あまりカギの重要さに気がつく人は少ないかもしれません。
それでも東京や大阪などの都会の人の意識と、田舎の人の意識はかなりの差があると思います。
都会の方が危機管理が高いでしょう。
近所の人の顔もわからないし、あいさつなどもしない場合は、もっと慎重に生きざる得ないワケです。
世代によっても大きく違うでしょう。
田舎に住むウチの母親の世代、つまり60歳代から70歳代くらいまたは以上の人の意識と、若い世代の人の意識はこれまたかなりの差があります。
ウチの母親や母親の友人や地域は違うのですが、同世代の知人は、昼間鍵をしないで出掛ける事が、しょっちゅうあります。
私は母親には、再々やめてほしいと頼んでいますが、一向に変化はありません。
いろんな危険な話をしたり、変な人が入って来たらどうするの?といっても聞く耳を持ちません。
私は海外生活が長いので、カギ屋さんのありがたみはよくわかっている方だと思います。
海外では、借り屋よりもマンションつまり買うタイプの家が多いので、不動産屋が入る事なく、自分でカギを変えたり、合い鍵を作ったりしなければならないのです。
カギも日本の様に単純ではなかったりしますし、何カ所もあったりします。
ドアの次にドアがあり玄関のカギを含めると、3回カギを使わなければ入れないというマンションも多いです。
人の入れ替わりも激しいですから、新しい人に変わればドアのカギは必ずすぐに交換するのが常識です。
前の住人を疑うワケではないのですが、危険からより身を守る考え方がされているからです。
だからカギ屋は、とても身近な存在なんです。
あなたのウチのカギ今一度見直してみませんか?